カテゴリ:読書感想 > 田中啓文

☆評価5 鍋奉行犯科帳 猫と忍者と太閤さん 鍋奉行犯科帳 お奉行様の土俵入り 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行 銀河帝国の弘法も筆の誤り 忘却の船に流れは光 蹴りたい田中 オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼 辛い飴 永見緋太郎の事件簿 シャーロック・ホームズたちの ...

上様上洛の報に大坂城はてんやわんや。饗応の宴を司ることになった久右衛門は献立作りに四苦八苦。同じ頃、同心・村越の剣術の師・岩坂が何者かに襲撃される──。シリーズ第8弾!(解説/小林泰三) ☆とうとう第8巻に突入した名シリーズ。今巻は、これまでの集大成的内容 ...

大坂西町の型破り奉行「大鍋食う衛門」が活躍する食いだおれ時代小説第7弾! 市中見回り中、同心の村越勇太郎が忍者に襲撃される。同じ頃、西町奉行所に「糠床」を狙う賊が出現し…!?(解説/大矢博子) ☆作者の独壇場とも言える、食い倒れ犯科帳シリーズ。今回も大いに楽し ...

大坂西町奉行所の型破り奉行・大邉久右衛門の食いだおれ時代ミステリ第6弾。今回は河童にまつわる不思議な事件が起きて……? またあるときは、東西の料理人対決が勃発!? 全3編収録。(解説/旭堂南海) ☆このシリーズ、早くも6巻目。「鍋奉行」と言う言葉から着想を膨らま ...

このところ、稽古後の飲み食い目当てで相撲部屋に入り浸る大坂西町奉行の大邉久右衛門。難波新地の花相撲を控えたある日、力士が侍に襲われたとの噂を耳にする。シリーズ第5弾。(解説/国木田かっぱ) ☆食いしん坊で巨漢の鍋奉行と、相撲取りの話はぴったり。このタイトル ...

突如現れたご落胤・天六坊。本物や否や? そんな世間の騒ぎをよそに名物奉行・大鍋食う衛門は、業突屋のトキ婆さんが持ってきたハゼをどう食うか頭を悩ませ……。シリーズ第4弾。(解説/桂九雀) ☆シリーズ第4作だが、これまでにない、スケールの大きなホラ話で、素晴らし ...

大坂庶民の夏の楽しみといえば、天神祭と鱧料理。だがこのところ、刀ばかりを狙う賊徒が横行し、東西町奉行所の与力や同心たちは祭どころではない。能天気なのは食い道楽の奉行・大邉久右衛門のみで、騒ぎをよそに料理方の源治郎に鱧の骨切り修業を言い渡す始末。その目的 ...

実在・架空の異人たちへの オマージュを込めた本格ミステリ短編集! 明智小五郎、トキワ荘の面々、 正岡子規たちが 遭遇していたかもしれない、 知られざる難事件。 ベーカー街で出会わなかったホームズとワトスンの“最初の事件”、手塚治虫の原稿紛失を巡るトキワ荘での ...

鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ 田中啓文 道頓堀に夜な夜な現れる奇怪な大ダコ。探索におおわらわの奉行所の面々をよそに、大食漢の久右衛門は──。大坂を舞台に描く食いだおれの時代小説シリーズ第2弾。オリジナル文庫。(解説/我孫子武丸) ☆この人しか書けそうにない、 ...

シャーロック・ホームズたちの冒険 田中啓文 シャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパン――ミステリ史に名を刻む両巨頭の知られざる冒険譚「「スマトラの大ネズミ」事件」と「mとd」。大石内蔵助が率いる赤穂浪士の討ちいりのさなか、雪の降り積もる吉良邸で起きた密室 ...

真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) 田中啓文 天才テナー奏者・永見緋太郎、アメリカを行く。クインテット休止して原点を見つめ直すという唐島に同行した永見が出合った謎など。シリーズ第三弾! ☆ジャズ好きの情熱と、本格ミステリが融合した、連作短編集第三弾。今回はジ ...

件 もの言う牛 田中啓文 件は牛から生まれ、予言をしてたちどころに死ぬという。卒論取材で全国の一言主神社を調査する美波大輔は、件の誕生を目撃し、命の危険に曝される。 件の予言は的中。首相が急死する。次期首相人事も左右するという宗教団体・みさき教に囚われた大 ...

鍋奉行犯科帳 田中啓文 大坂西町奉行所に型破りな奉行が赴任してきた。名は大邉久右衛門。大食漢で美食家で、酒は一斗を軽く干す。ついたあだ名が「大鍋食う衛門」。三度の御膳が最優先で、やる気なしの奉行に、与力や同心たちはてんてこ舞い。ところが事件が起こるや、意 ...

信長島の惨劇 田中啓文 本能寺の変の後、謎めいた島の館へと招かれた羽柴秀吉、柴田勝家、高山右近、徳川家康の4人は、一人また一人と殺害されていく。 ☆粗筋を聞いただけで、読んでみたくなる怪作。この、超豪華有名戦国武将で、クリスティーの「そして、誰もいなくな ...

地獄八景 田中啓文 閻魔大王の依頼を受けて私立探偵が行く。無実の罪で地獄に落ちた男がすべてを野球に託す……奇想の本格ミステリ他、地獄を巡る八つの情景。古典落語の名作が笑いの天才の筆で甦る! ☆元は古典落語だそうだが、一作毎に異なるテイストで描き、作者が芸 ...

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