カテゴリ:読書感想 > 沖方丁

☆評価5 光圀伝 (下) 光圀伝 (上) 麒麟児 マルドゥック・ヴェロシティ3 天地明察(上) 天地明察(下) マルドゥック・アノニマス 5 ☆評価4 サタデーエッセー 冲方丁の読むラジオ マルドゥック・アノニマス 8 マルドゥック・アノニマス 7 はなとゆめ マルドゥック・ス ...

過酷な現代社会を生き抜くヒントは、「無知の知」を認め、心を開くこと! 日常を、ちょっと違った視点から考えてみる。「気づき」のヒント満載のエッセイ集。いきなり文庫! 土曜朝のラジオ番組でのトーク8年分を文字でまとめ直した、おしゃべりエッセイ集。震災を経ての想 ...

オクトーバー社への集団薬害訴訟が開始、ハンターが市議会議員選に出馬する中、マルセル島の抗争がマルドゥック市全域を揺るがす。 ☆全編エンハンサー同士の異能力バトル。ただし、ハンター側の勢力が強過ぎて、いささか興ざめも。マクスウェル一味が、ただの噛ませ犬の ...

第3回山田風太郎賞受賞! 尋常ならざる熱量で、その鮮烈な生涯を活写した 魂震わす渾身の1500枚! 解説=筒井康隆 「我が大義、必ずや成就せん」――老齢の光圀が書き綴る人生は、“あの男”を殺めた日へと近づく。 義をともに歩める伴侶・泰姫と結ばれ、心穏やかな幸せ ...

泰平の世を駆け抜けた熱き“虎”、水戸光圀。 なぜこの世に歴史が必要なのか――。本屋大賞受賞『天地明察』と対を為す、大河歴史小説! 「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」――老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。 父・ ...

『マルドゥック・スクランブル』『ヴェロシティ』、そして第3部『アノニマス』 刊行開始から8年を経て、コミック化、劇場アニメ化と、なお広がりをみせるマルドゥック・シリーズ。 本書ではバロット、ウフコック、ボイルドの過去と現在、そして未来を結ぶ5篇に加え、 『 ...

ついにバロットとの再会を果たしたウフコックであったが、新たな潜入捜査へと向かう。一方、眠り続けるハンターが目にしたのは? ☆作者のライフワークを思わせる、長大なマルドゥックシリーズ。衝撃的だった「スクランブル」から、何年たったのか、と思いきや、ヒロイン ...

なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。し ...

江戸百万の命を背負い、勝海舟と西郷隆盛、二人の麒麟児が駆ける! 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。 軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。 江戸 ...

二十歳の誕生日を控え、声帯再生手術を受けたバロットは六年ぶりに声を取り戻す。人生の新しい始まり──その記念スべき日に祝福と面会の要求を告げたのは、ウフコックを拘禁し続けるハンターだった。ハンター=シザースと考えた根拠を知りたがっている。そう考察したバロ ...

ウフコックと再会したバロットは、ガス室から救出を試みる。一方〈クインテット〉は、ハンター不在という異常事態に当惑していた ☆今巻は、ストーリー的にはほとんど進まず停滞している。が、それを補って余りある、キャラクターの魅力で、読み応え十分。特に、バロット ...

ガス室に閉じ込められたウフコックの前に現れたのは、経緯を知るはずのないバロットだった。事件は二人の物語として再び動き出す ☆冒頭のウフコックをバロットが救出するシーンが圧巻。目を見張る成長を見せたバロットが、ウフコックを完璧に使いこなし、あえて敵にとど ...

疾走感溢れる傑作時代エンターテインメント。 冲方節炸裂の、これぞ大江戸諜報劇! 父を旗本奴に殺され、育ての父も明暦の大火で喪った少年、六維了助。 火付けの一味に我流の剣法で襲いかかったところを若き水戸光國の目にとまり、捨て子を間諜として育てる幕府の隠密組 ...

黒い季節 沖方丁 未来を望まぬ男と、未来の鍵となる少年。縁で結ばれた二組の男女。すべての役者が揃ったとき、世界はその様相を変え始める。衝撃のデビュー作! ――魂焦がすハードボイルド・ファンタジー!! ☆やたらに難しい言葉やルビ使い。そして中二病を思わせるよ ...

マルドゥック・アノニマス3 沖方丁 マルドゥック市の中枢部に食い込んだハンターは、共感(シンパシー)をもって新興勢力を〈クインテット〉に引き入れ、戦力を拡大していく。その様を見せつけられたウフコックは、対抗できる「善の勢力」を結集するため孤独に奔走する。自 ...

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