【アニメレビュー】続・終物語
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高校の卒業式の翌朝。顔を洗おうと洗面台の鏡に向かい合った暦は、そこに映った自分自身に見つめられている感覚に陥る。思わず鏡に手を触れると、そのまま指先が沈み込んでいき……。気がついたとき、暦はあらゆることが反転した世界にいた。
☆ううむ。いつもながら、西尾維新の屁理屈こね回しが炸裂している。過去にまで遡って、あり得たかも知れない、架空の世界を描いてるのだろうけど、もともとリアリティ皆無の世界観なので、更に混乱を招くような無意味なエピソードは、勘弁してくれと言いたくなった。  もちろん物語シリーズ自体、そういう屁理屈ワールドなので、下手に理論的な事を言わずに楽しむのはアリだと思う。個人的には老倉と、一つ屋根の下でラブラブな世界は、楽しめた。鏡の世界の理不尽さを、理屈抜きで受け入れれば、良いのかも。

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