【アニメレビュー】終物語(2)
臥煙伊豆湖の振るう怪異殺しに切り刻まれ、阿良々木暦は死んだ――だが死んだはずの暦は、とある場所で目を覚ます。そこにいたのは、成仏したはずの八九寺真宵だった。不思議がる暦に、彼女はこう告げた。「ここはですね――阿良々木さん。地獄です」そして暦は自分が死んだ意味を知る。 阿良々木暦が「何」でできているかを知る物語にして、すべての「始まり」を知る物語は、ここに締めくくられる――
☆長大な物語シリーズの、高校生編の終了と言う位置づけにある作品。一区切りでもあり、改めて見ると、一見さんお断りな、クセのある西尾維新ワールド全開だ。根底にあるのは、魅力的な女子キャラに、主人公の暦がモテモテな、ハーレム萌えアニメ。今作では抑え気味だが、ロリコン向けに、エッチなサービスシーンも充実している。
だが、屁理屈をこね回す、西尾維新らしい作品なので、原作者の意図をくんでの、鑑賞が必要である。常識的に見ていたら、バラバラに切り刻まれて地獄に落ちたり、自分自身が消滅するのを、身を挺して救ったり、わけのわからぬ展開で、ポカンとしてしまっても仕方ない。この作品、理屈としては、自己の青春時代との決別を、綺麗に描いてるのだけど、そう見てもらえるかどうかは不明である。
コアなアニメおたく用で、他人に勧められる作品ではない。
アニメレビュー一覧
だが、屁理屈をこね回す、西尾維新らしい作品なので、原作者の意図をくんでの、鑑賞が必要である。常識的に見ていたら、バラバラに切り刻まれて地獄に落ちたり、自分自身が消滅するのを、身を挺して救ったり、わけのわからぬ展開で、ポカンとしてしまっても仕方ない。この作品、理屈としては、自己の青春時代との決別を、綺麗に描いてるのだけど、そう見てもらえるかどうかは不明である。
コアなアニメおたく用で、他人に勧められる作品ではない。
アニメレビュー一覧