やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
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修学旅行を控えた八幡ら奉仕部に持ち込まれた依頼とは!?新登場の一色いろはも加わり、彼らの関係もさらに複雑さをみせ始める。八幡の高校生活はどんな展開を迎えるのか?(C)渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続
☆これは色々大人の事情があるんだろうけど、制作会社が変わり、一期とは全く色合いの事なる、妙にシリアスなアニメとなった。タイトルに合ってるのかも知れないが、コメディ要素がなくなったのは痛く、個人的にはあまり髙く評価出きない。
 恐らく八幡が「ぼっち」を克服してゆく様子を描いてるんだろうけど、ビジュアルがほとんどイケ面になってしまい、周囲から一目置かれて、頼られる存在に変わってゆくのは、余りに現実離れしており、強い違和感を感じた。
 近隣の高校との合同イベントで、それっぽい用語を駆使して内輪で盛り上がり、実際には何も進まない会議に対する批判的な描き方は、面白いと思ったが、恋愛関係については、正直理解し難かった。私自身の経験が皆無なせいかも知れないが、こんな小理屈をこね回すのが、高校生の恋愛なのか。非常にリアルに描かれてるだけに、気になった。

 ラストの三角関係に関する思わせぶりな処理を見て、結局アニメで白黒付ける気はないんだろうな、と思った。確かにここまでの描き方から、八幡がどちらかを選ぶストーリーにはし辛いとは思う。結局描き方の問題で、三角関係に何らかの解決を見いだすラストは用意されてないと邪推。コメディならまだ、オチが付けられただろうにね。

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