カテゴリ:読書感想 > 森達也

☆評価5 私たちはどこから来て、どこへ行くのか ――生粋の文系が模索するサイエンスの最先端 死刑 すべての戦争は自衛から始まる A3 上 ☆評価4 虐殺のスイッチ ――一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか? ぼくの歌、みんなの歌 いのちの食べかた 桃太 ...

集団は熱狂し、変異した 関東大震災の朝鮮人虐殺、ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮・・・・・・ なぜ悲劇は繰り返されるのか。そのメカニズムを解き明かす。 映画『福田村事件』のサブテキスト的一冊。 ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮 ...

すべての人生に、歌を。重なる思い出が、きっとある。 1960年代から2000年代まで。珠玉の音楽エッセイ! 極寒のシベリアで心に染みる「ホテル・カリフォルニア」。ニール・ヤングと武道館。転校といじめとボブ・ディラン。空虚な歌詞に魅力が詰まるピンク・レディー。「イ ...

岡林信康『手紙』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』、高田渡『自衛隊に入ろう』……。これらの歌は、なぜ放送されなくなったのか? その「放送しない」判断の根拠は? 規制したのは誰なのか? 著者は、歌手、テレビ局、民放連、部落解放同盟へとインタビュー ...

自称「圧倒的文系」の著者が、第一線の科学者に「いのち」の根源を尋ねて回る。科学者たちの真摯な応答に息を?む、傑作科学ノンフィクション。 ☆「圧倒的文系」を自称する森達也さんの、インタビュー集だが、下調べが綿密で、さすがである。結果専門用語が飛び交い、決 ...

魚は切り身で泳いじゃいない。そんなことは知っている?じゃあ、毎日食べてる大好きな牛や豚のお肉はどこからどうやって、やってくるのだろう?お肉がぼくらのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。その「誰か」の ...

東京番外地 森達也 東京番外地、それは普通の人が何となく忌避してしまうところ、近すぎて焦点距離が合わなくなってしまったすぐそこの異界。皇居、歌舞伎町、東京拘置所、山谷、霞が関――。あらゆる違和にまなざしを向けてきた著者が、無意識の底に沈んだ15の「聖域」を ...

FAKEな日本 森達也 自粛と萎縮に抗い続ける!時代の表現者たちと日本を斬るルポ&インタビュー 平成も終わり、安倍政権も終わった。しかし、忖度社会は続く。 ドキュメンタリーとは、抗いである。 タブーに抗い続ける監督のルポ&インタビュー! 平成という時代が終わり、安 ...

世界が完全に思考停止する前に 森達也 大義名分なきイラク派兵、感情的な犯罪報道・・。ちゃんとTV観てる? あらゆる現実に葛藤し、煩悶し続ける最もナイーブなドキュメンタリー作家である著者が、「今」に危機感を持つ全ての日本人を納得させる、日常感覚評論集。斎藤 ...

A3 下 森達也 【第33回講談社ノンフィクション賞受賞作】「なぜあんな事件が起こったのか、その理由と背景を今最も考えているのは(これほど皮肉なこともないけれど)、この事件の実行犯であり、今は死刑判決を受けている元信者たちだ」――地下鉄サリン事件以降、日本社 ...

A3 上 森達也 新しい視座で迫る、オウムと日本人の本質 あの事件はなぜどのように起きたのか。ドキュメンタリー『A』『A2』でオウムの側から日本社会を描いた著者が、裁判、元信者たちへの取材を通して、事件の真実の姿を追求。第33回講談社ノンフィクション賞受賞。 ☆ ...

「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔 森達也 メディアの垂れ流す情報に感覚が麻痺していく視聴者、モノカルチャーな正義感をふりかざすマスコミ……「オウム信者」というアウトサイダーの孤独を描き出した、時代に刻まれる傑作ドキュメンタリー。 ☆オウム真理 ...

死刑 森達也 罪とは何か。罰とは何か。そして、命とは何だろうか?議論はいつも「賛成か」「反対か」の二項対立ばかり。知っているようで、ほとんどの人は知らない制度、それが「死刑」だ。多くの当事者の声を聞き、論理だけではなく、情緒の問題にまで踏み込んだ、類書な ...

すべての戦争は自衛から始まる 森達也 歴史上、多くの戦争が自衛意識から始まった。ナチス最高幹部だったヘルマン・ゲーリングは「戦争を起こすことはそれほど難しくない」と述べている。「国民に対し、我々は攻撃されかけているのだと危機感をあおり、平和主義者には愛国 ...

このページのトップヘ